在宅での痰吸引、カテーテルは消毒より交換?元介護士が病院でやっていた保管方法

在宅介護の困りごと解決
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在宅で痰の吸引をされているご家族は多いと思います。今日は、私が療養型病院で勤務していた頃の経験をもとに、当時の方法と、ご家庭で応用できそうなアイデアをお伝えします。

病院ではこうしていました

口腔内の吸引の場合、衛生面に配慮しつつ、1本のカテーテルを1日通して使用していました。使用のたびに交換するのではなく、使った後は水をしっかりと吸い上げてカテーテル内に吸引物の残りがないようにします。カテーテルを清浄綿で拭き、専用の袋に戻して保管する、という流れです。使う頻度が高いこともあり、すぐ手に取れるようにキャビネットなどにテープなどで固定していました。

口腔から痰の吸引をしてもらっている女性

清浄綿については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。よろしければこちらの記事もあわせてご覧ください。

基本的には1日使用したら新しいものに交換していましたが、吸引物が詰まってしまったり、汚れがうまく落ちなかったりした場合は、その都度交換していました。消毒という方法もありますが、手間がかかるうえ、消毒中は使いたい時にすぐ使えないというデメリットもあるため、「現場ではすく使用できる」・「交換がしやすい」を優先していた形です。

ご家庭で応用するなら

水分ボトルを手に持っている

衛生的に保管したい場合はアルコール綿で拭くのもおすすめです。吸引カテーテルは柔らかいものなので、開口部が広い水分ボトルなどに軽く丸めて入れておく方法もあります。パスタケースもいいですが、水分ボトルであれば洗いやすい面もあるのでおすすめです。

大切なお願い

医師と看護師が笑顔でこちらを見ている

ここでご紹介したのは、あくまで病院での経験に基づく「工夫」や「アイデア」であり、吸引の実施そのものや手技については、訪問看護師さんや主治医の指導・確認のもとで行ってください。カテーテルの交換頻度や消毒方法は、その方の状態によっても変わってきますので、自己判断だけで進めず、専門職の方に相談しながら安心して続けていただければと思います。

もう一つ、お伝えしたいこと

痰の吸引は目が離せず、気の休まる時間を作るのが難しいケアの一つです。ただ実際には、吸引だけでなく、家事や見守り、通院の付き添いなど、介護は休みなく続いていきます。

「Take a Break!]と書いてあるマグカップとカフェでゆったりしている女性

在宅で介護をされている方が気持ちを楽に保つためには、「自分を甘やかすこと」が、実はとても大切だと私は思っています。頑張り続けるだけでなく、周りに頼って定期的に自分の時間を作り、ご自身をとことん甘やかしてあげてほしいのです。

東京・神奈川・千葉・埼玉・愛知・大阪・兵庫にお住まいの方であれば、1時間単位から利用できる介護保険外の訪問サービスという選択肢もあります。少しでも肩の力を抜ける時間を作るきっかけになれば嬉しいです。

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