介護ベッドを使い始めるとき、マットレスの上に何を敷けばいいのか、迷う方は多いと思います。私が勤めていた病院での様子と、昔、短い期間ですが父を在宅で介護した経験をもとに、お伝えします。
病院では「シーツ」と「部分の防水シーツ」だけでした
私が勤めていたところでは、マットレスの上に敷いていたのは、シーツと部分タイプの防水シーツだけです。ベッドパッドなどは敷いていませんでした。体圧分散のマットレスの上に物を重ねると、せっかくの機能が弱くなってしまうからです。
汚れたときは拭き掃除をしていました
大手のサイトなどでは、マットレスの汚染を防ぐためにベッドパッドを勧めているところもあります。病院では、汚れたときはエタノールで拭き掃除をしていました。ノロなどの感染症がある方の場合は、感染に応じた消毒方法で拭いていました。
マットレスのカバーによって使える消毒方法が違うことがあるので、取扱説明書を確認し、迷うときは看護師やケアマネジャーに相談してください。
シーツは綿のボックスタイプがおすすめです
病院では、綿素材のボックスタイプが主流でした。私自身はシーツ交換が好きで、フラットシーツで整えるのも好きなのですが、フラットシーツはシワになりやすいところがあります。シワがあると、体圧分散マットの役目が半減してしまうかもしれません。読んでくださる方にお勧めするなら、綿素材のボックスタイプです。
介護ベッドに敷布団は使える?昔の経験から
10年以上前の話で、今の情報ではありませんが、経験談として書きます。介護保険でレンタルしたベッドについていたマットレスは、体圧分散タイプではなさそうなものでした。父は痩せていて、マットレスだけだと体が痛くなってしまうようだったため、その上に敷布団を敷いて、部分の防水シーツをかけていました。
ただ、今は、介護用ベッドに敷布団を重ねると、背上げのときにずれたり滑り落ちたりする危険があるため、避けるよう案内されています。
物品は少なめのほうが、管理しやすいと思います
これは私の考えですが、物品が一つ増えると、家での洗濯物もそれに合わせて増えます。介護では、汚れることが前提です。だからこそ、できるだけ少ない物品で回せる形が管理しやすいと思います。
マットレスやベッドの選び方は、体の状態によって変わります。まずは担当のケアマネジャーに相談してみてください。

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