ショートステイは、1泊2日という短期から利用できる介護サービスで、1週間前後の利用を想定しているケースが多いです。急な用事やご家族の休息のために利用する方も多いと思います。
短い期間でも、持っていく服選びで気をつけたいポイントがあります。今回は、私が元介護士として感じていた、ショートステイに向く服の選び方についてまとめます。
伸縮性があって、やわらかい生地を選ぶ
着替えやすさを考えると、伸縮性のある、やわらかい生地の服がおすすめです。ただし、本人ができる範囲によっても合う服は変わります。ご自身で袖を通せる方と、介助が必要な方とでは、選び方が少し違ってきます。
前開きで、ボタンが大きいと介助しやすい
前開きの服は、着替え介助の負担を減らしやすい形です。さらに、ボタンが大きめだと、スタッフが着脱するときの負担も少なくなります。短い期間の利用でも、着替えの回数は意外と多いので、こうした細かい違いが、日々のスタッフの負担の差につながっていきます。
名前が確認しやすい服にする
持っていく服には、名前を書いておくことをおすすめします。ショートステイでは他の利用者さんの衣類と混ざることもあるため、名前が確認しやすい位置に書いてあると、スタッフ側も助かります。
マジックテープよりスナップボタンがおすすめ
服の留め具には、マジックテープとスナップボタンがありますが、私はスナップボタンの方が向いていると感じています。
マジックテープは使っているうちに外れやすくなったり、肌に触れるとチクチクした刺激になったりすることがあります(個人差はあります)。スナップボタンの方が、こうした心配が少なく、繰り返し使っても安定して留められる印象があります。
介護度によって、服の選び方も変わります
ショートステイを利用する方は、寝ている時間が長く介助が必要な方もいれば、日中は起きて過ごせる方もいて、状態はさまざまです。ここまでの5つのポイントは共通して大切な考え方ですが、実際に選ぶ服は、本人の過ごし方によって少し変わってきます。
介助が必要な方には、前開きパジャマが向いています
一日の多くをベッドで過ごす方には、着替え介助のしやすいパジャマタイプを選んでおくと安心です。先ほど挙げた5つのポイント(伸縮性、前開き、大きめボタン、名前記入、スナップボタン)を満たした商品を選んでおくと、スタッフの方も対応しやすくなります。
日中を座って過ごせる方には、前開きの普段着も選択肢に
食堂で食事をしたり、レクリエーションに参加したりと、日中を座って過ごせる時間が長い方には、パジャマだけでなく、前開きの普段着(カーディガンやシャツタイプのトップスなど)を用意しておくと、気持ちの面でも過ごしやすくなると思います。パジャマと同じく、前開きで留め具が留めやすいものを選ぶ考え方は共通です。
まとめ
ショートステイに持っていく服は、伸縮性とやわらかさ、前開きで大きめのボタン、名前の確認しやすさ、そしてスナップボタンの留め具。この5つを意識して選んでもらえると、本人にとってもスタッフにとっても、負担の少ない着替えにつながると思います。

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