上の子が5歳児検診を受けたときのことです。
発達のことで指摘されて、私はその場で泣いてしまいました。
「私の育て方が悪かったのかな」
「この子は大丈夫なんだろうか」
そんなことを考えて、自分を責めた時期もありました。
でも時間がたつにつれて少しずつ考え方が変わり、
今では「これがうちの子なんだな」と思えるようになっています。
この記事では、
・5歳児検診で発達のことを言われたときの私の気持ち
・そこからどう考え方が変わっていったか
・今だから思うこと
を体験談として書いていきます。
同じように悩んでいる方の気持ちが、少しでも軽くなればうれしいです。
5歳児検診で「専門機関を紹介します」と言われた日
上の子の5歳児検診で、主治医の先生から
「専門機関を紹介します」と言われました。
正直、その言葉はまったく予想していませんでした。
何を言われたのか、細かい会話はあまり覚えていません。
ただ、その場で人目も気にせず泣いてしまったことだけは、はっきり覚えています。
「どうしてうちの子が?」
「私の育て方が悪かったのかな」
いろんな気持ちが一気に押し寄せてきて、頭の中が真っ白になってしまいました。
でも今振り返ると、自治体はとても早く対応してくれました。
専門機関の案内もすぐにしてもらえた記憶があります。
専門機関を紹介されてからの流れ
検診のあと、上の子は専門機関として「思春期外来」を紹介されました。
そこで発達検査を受けることになりました。
今思えば私は、その時まで子どもの発達について深く考えたことがありませんでした。
保育所にも行きしぶりなく通っていましたし、
「きっと友達とも普通に遊べているんだろう」と思っていたからです。
でも検診のあと、保育所の先生から
「お友達との関わりが少ないかもしれません」と聞きました。
そのとき私は
「どうして気づいてあげられなかったんだろう」と、
とても情けない気持ちになりました。
ただ、本人は外来に通うことをそれほど嫌がる様子はありませんでした。
発達検査のときも、計算の問題などがあって楽しかったようです。
今、本人に聞いてみると
「たくさん計算ができて楽しかった」と笑って話してくれました。
保育所の先生から「周りの子とうまく関われていないことがある」と聞いたとき、正直とてもショックでした。
私はまったく気づいていなかったからです。
「もっといろんな人と関わらせてあげられていたら違っていたんじゃないか」
「私、この子の何を見ていたんだろう」
「仕事を優先して、この子と向き合えていなかったのかもしれない」
そんな後悔や疑問が、頭の中でぐるぐるしていました。
普通じゃなくても、この子はこの子だと思えるようになった
5歳児検診で発達について指摘されたときは、本当にショックでした。
思ってもいなかった言葉だったので、人目も気にせず泣いてしまったのを覚えています。
上の子は人との関わり方が少し不器用なところがあります。
でも、まったく関われないわけではなくて、人見知りなだけの部分もあります。
下の子は癇癪が出ることがありますが、いつでもというわけではなくて、
触られるのが苦手だったり、言葉で気持ちをうまく伝えられなかったりするときに起こりやすいタイプです。
言葉で気持ちを伝えるのが苦手なところもあり、
怒ったときに思わぬ行動をすることもありました。
田植えの時期の田んぼにランドセルを投げ入れてしまったこともあります。
そのときは驚きましたが、今思えばそれもこの子なりの表現だったのかもしれません。
そういう姿を見ながら、少しずつ
「普通と違っても、この子はこの子なんだな」と思えるようになってきました。
田舎の小さな保育所や小学校だったこともあり、周りの子どもたちもなんとなく理解してくれていて、
嫌がることは避けてくれていたように思います。
子どもたちは子どもなりに、自分のペースで成長してきました。
今は「この子たちはこの子たちでいいんだ」と思いながら、一緒に毎日を過ごしています。
ちなみに、下の子の食べムラや少食については、私なりにこんなふうに向き合ってきました。
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それでも、少しずつ考え方が変わっていきました
最初は「どうして気づいてあげられなかったんだろう」と、自分を責める気持ちもありました。
でも時間がたつにつれて、少しずつ考え方が変わってきました。
私自身、もともと
「普通ってなんだろう?」と思うタイプだったんです。
同じ人間なんていないし、
人が違えば同じことなんて一つもありません。
だからこそ「みんな同じじゃなくていい」と思っていました。
そして周りの環境も、とてもありがたいものでした。
田舎の保育所や小学校だったこともあり、
クラスの子たちは発達障害という言葉でからかうこともなく、
自然と
「こういう子なんだな」
という感じで受け入れてくれていたように思います。
そんな環境の中で過ごすうちに、
私自身もだんだんと
「これがうちの子なんだな」
と思えるようになっていきました。
今では、発達障害があるからこそ経験できる育ち方や進み方があると感じています。
人と違うことは、決して悪いことではありません。
むしろ 「人と違ってなんぼ」 くらいの気持ちでいます(笑)
今思うこと。「この子らしく育っている」
診断を受けた当時は、ただただショックで泣いていました。
「どうして気づいてあげられなかったんだろう」と自分を責める気持ちもありました。
でも、時間がたつにつれて少しずつ思うようになったんです。
**「これがうちの子なんだな」**と。
上の子は、人との関わりが苦手と言われながらも、高校生になった今も友達と関わりながら過ごしています。仲の良い友達もいます。
下の子は小学高学年から不登校になりましたが、家ではよく笑い、元気に過ごしています。
今はその姿を見て「これでいいのかもしれない」と思っています。
勉強や進路についても、無理に決めるのではなく
「将来どうやって生きていくか」を一緒に話し合うようにしています。
下の子は小さい頃から車が大好きで、外車も国産車もたくさんの車種を覚えています。
行きつけの美容師さんが車好きで、いつもその話をしてくれるのですが、
褒めてもらえるたびに子どもはとても嬉しそうです。
その姿を見るたびに思います。
この子には、この子の好きなものがある。
それだけで十分、この子らしいんだな。
人と同じじゃなくてもいい。
それぞれのペースで、それぞれの形で育っていけばいい。
今はそんなふうに思えるようになりました。
診断を受けたときは未来が見えなくなったような気持ちでした。
でも今は思います。
この子はこの子の道をちゃんと歩いているんだな、と。


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